新型肺炎でルピアの下振れリスク、フィッチ・ソリューションズが指摘

格付け大手フィッチ・グループ傘下のフィッチ・ソリューションズはこのほど、新型コロナウイルスによる肺炎の流行を受け、通貨ルピアの対米ドル相場の予測を見直しした。当初、2020年は1米ドル当たり1万3650ルピアで推移すると予測していたが、新型肺炎の影響で、ルピア安が進み1米ドル当たり1万4207ルピアで推移すると予想を変えた。
フィッチ・ソリューションズは「グローバルなレベルの新型肺炎の流行の可能性が高まっている。インドネシア国内での流行の可能性も高く、実際に国内での感染が広がれば（通貨ルピア）の下振れ圧力となる」と説明する。

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