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集団暴行で男性死亡 その場にいた警察官は傍観

パプア州ドギヤイ県トランス・ナブリエ通りで2月23日、集団リンチに遭った西ジャワ州のトラック運転手のユス・ユニスさん(26)が死亡した。皮肉なことに、集団リンチは武装した警察官数人の面前で行われた。
ユスさんは、現地住民が死亡した事故の犯人と間違われたため、警察に助けを求めていた。しかし、現場にいた警察官らは、何もせずに傍観していたという。パプア警察はその理由について「自分たちが関与することでより多くの犠牲者を出す可能性があり、強硬手段をとらなかった」と説明し、また「住民による制裁が行われたことを残念に思う」とコメントしている。
ユスさんの兄が、警察にも非があるとしてソーシャルメディアで事件の詳細とその悲痛な胸の内を明かし、公平な措置を求めている。