東ヌサトゥンガラ州シッカ県の保健局の報告によると、同県では今年初めからこれまでにデング熱で11人が死亡し、1057人が感染していることが明らかになった。
ロビー・イドン同県知事は1月に非常事態を宣言し、3月末まで宣言が延長されることとなった。同県では医療機関がデング熱の流行に対処するために24時間態勢で対応にあたっている他、保健省に医師10名の派遣を要請している。
同県議会のある議員は、シッカ県当局がデング熱の大流行に対処するためには、保健省、保健所、自治体の長らと協力してより強力な対策を講じる必要があると述べ、保健局がマラリアやフィラリア症のような感染症の流行にも備えた基本計画をまとめるべきだと指摘している。
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