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駅で消毒液とマスクを提供 首都の通勤電車

国営鉄道会社のクレタ・コミューター・インドネシア(KCI)社は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、80の駅で乗客に手指の消毒液と使い捨てマスクの提供を開始した。

同社の広報担当者によると、3月3日から提供を開始したとのこと。同氏は、駅で消毒液とマスクを受け取るために長い行列ができる可能性があるため、乗客自らが消毒液とマスクを用意してほしいとも述べている。

マスクの配布は病気の人や高齢者を優先し、具合の悪い人への応急処置や近くの病院を案内することも行っている。また同社では定期的にすべての通勤電車を消毒しているとも述べている。

ジャカルタ首都圏では昨年11月に一日あたり100万人が通勤電車を利用し、通勤電車は首都の交通手段の要となっている。