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低品質マスク製造の倉庫を摘発

新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて世界中でマスクが品薄になり価格が高騰している中、ジャカルタ特別州警察は付近の住民からの通報を受け、2月27日に北ジャカルタ・チリンチンの倉庫を家宅捜査し、3000枚のマスクを押収した。その後、この倉庫ではマスクの保管だけではなく、無許可で低品質なマスクの製造も行っていることが分かった。

警察が調べたところ、従業員らは衛生製品を製造するための保健省などからの許可証を全く所持していなかった。この倉庫では1日あたり850箱を製造することが可能だったという。

中央ジャカルタの衛生製品の市場ではマスクの価格は1月からおよそ3倍の1箱8万ルピアにまで高騰している。一方、この倉庫で製造されたマスクは低品質の素材を用いて造られているにも関わらず1箱あたり24万ルピアで売られていた疑いがある。