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野生の象に踏まれて国軍兵士 死亡

南スマトラ州オガン・コメリン・イリル県で4日、同県管轄の国軍兵士が野生の象に踏まれ死亡する事件があった。当局によると、同日午前8時頃、野生の象の群れが居住区へ入っていると住民から通報を受け、国軍兵士の村落育成担当の下士官2人が現場へ駆け付けた。

兵士らは伝統的な道具で象を追い払おうとしたが、象1頭が突然暴れて兵士らを追いかけたという。1人は逃げきれたものの、転んだ兵士は象に踏みつけられ、その後死亡が確認された。住民によると、村は野生の象の生息地に近く、頻繁に象の群れを見かけるものの、通常は50頭ほどで群れている象が、事件当時は120頭ほどもいたという。