石油化学最大手のチャンドラ・アスリ・ペトロケミカルはこのほど、タイ国営石油PTTの製油子会社タイオイルから出資を受けることで合意した。株式の売却益はインドネシア国内での石油化学コンプレックスの新設に向け投じられる見通しだ。
タイオイルは今後、チャンドラ・アスリ・ペトロケミカルの親会社SCGケミカルズからチャンドラ・アスリ・ペトロケミカルの株式の15%を13億米ドルで取得する。その後、タイオイルとSCGケミカルズがチャンドラ・アスリ・ペトロケミカルのプロジェクトに対し、さらに4億米ドルの投資を実施する見込み。