スリ・ムルヤニ・インドラワティ財務相は、戦略国際問題研究所(CSIS)のウェブセミナーで4日、気候変動対策に必要な予算は3,779兆ルピアの費用がかかると認識を示した。2030年までに29%の温室効果ガス削減の達成を目指しており、当初見込んでいた3,461兆ルピアから上方修正した。
Lスリ財務相は、ドイツでの壊滅的な洪水やトルコや米国カリフォルニア州での山火事など世界の広範囲にわたる自然災害を例に挙げ、各国がこの取り組みを行う動機となることを強調した。
また、「2030年は大きな節目となる年であり、大気中の温室効果ガスを安定させることに目標を掲げ、2015年のパリ協定に合意した国々にとって、重要な瞬間になる」と付け加えた。