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ファイザー社ワクチン、首都圏で接種へ

政府は新型コロナウイルスのワクチンとして、米ファイザー社製のワクチンを新たに使用すると決定した。これまでワクチンを一度も接種していない人が対象で、政府主導の無料のワクチン接種プログラムで使用される。ファイザー社ワクチンは運搬や保管、解凍方法が他のワクチンに比べ特殊なことから、まずは首都圏(ジャカルタ、ボゴール、デポック、タンゲラン、ブカシ)に配布される。19日、インドネシア保健省が伝えた。

ファイザー社ワクチンは、7月14日に食品医薬品監督庁(BPOM)の緊急使用許可を取得済み。8月19日に156万回分がインドネシアに到着し、年内に5460万回分を入手予定。

保健省によると、国内ではこれまでコロナバック(シノバック製)、Covid-19ワクチン(シノバック製の原液を使用したシノバックービオ・ファルマ製)、アストラゼネカ、シノファーム、モデルナのワクチンが使用されており、ファイザーで6種類目となる。