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アフガニスタンに軍用機派遣 多数を救出しジャカルタに到着

イスラム主義組織タリバンによるアフガニスタンの実権掌握を受け、ルトノ・マルスディ外相は20日、インドネシア政府が軍用機をカブールに派遣し、現地のインドネシア人などの救出を行ったと発表した。

救出されたのはインドネシア人26人とフィリピン人5人、さらにアフガニスタン人2人で、イスラマバード経由で21日早朝にジャカルタのハリム・ペルダナクスマ国際空港に到着した。

2人のアフガニスタン人のうち1人はカブールのインドネシア大使館の職員で、もう1人はインドネシア人の妻だという。救出された人々と救出チームの全員が新型コロナウイルス感染予防対策のため当面は自己隔離を行うという。ただし、インドネシア人外交官の1人は病気のため病院に搬送された。ルトノ外相によるとコロナ感染ではないという。また、5人のフィリピン人の救出はフィリピン政府からインドネシア政府への要請に応えたものだという。