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ジャカルタ、レッドゾーン脱却

政府の新型コロナウイルスタスクフォースのデータによると、ジャカルタ特別州が感染の危険性が高い地域を示す「レッドゾーン」から脱却した。一段階下の「オレンジゾーン」に分類されている。

同州のアニス知事は、レッドゾーンを脱却しても厳しい活動制限が適用されていることについて「隣接県の状況が考慮されている」と説明。ワクチン接種率をみると、ジャカルタでは103%(1回目接種回数、州外の住民の接種も含む)に達する反面、隣接県(ボゴール、デポック、タンゲラン、ブカシ)では未だ15~30%台のところがあるという。

リザ副知事はまた、レッドゾーンを脱却しても衛生プロトコルを順守するよう住民に要請している。

州政府は以前、同州が危険性が最も低い「グリーンゾーン」になり、集団免疫を獲得したと発言し、専門家などから否定的な意見が上がっていた。タスクフォースのデータにおいても「グリーンゾーン」には分類されていない。