バンテン州タンゲラン市の保健局で24日、米ファイザー社製ワクチンの接種が開始された。同時にワクチン接種業務に従事する医療関係者を対象とした研修も行われた。
ディニ保健局長は、「ファイザー製ワクチンは、運搬や保管、解凍方法はもちろん、充填前に生理食塩水で希釈するなど使用方法が特殊なため、実際に目で見て確認することが重要」などと見解を述べた。
ファイザー製ワクチン接種者となったのは、地元のサッカーチームの選手や関係者でワクチン接種の宣伝活動だという。一般向けには9月1日より開始予定で、いずれもこれまでに一度もワクチン接種をしたことがない人を対象とする。
ファイザー製ワクチンは取り扱いに注意が必要なことから、接種場所を西パヌンガンガン地域診療所とタンゲラン地方公共病院の2カ所のみと限定する。タンゲラン市には16万3800回分が分配されている。