アメリカのコンサルティング会社、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)はこのほど、インドネシアのIT支出の伸びが向こう2~3年にわたり、アジア太平洋地域で最も高い水準で推移するとの見通しを示した。
BCGは今回、インドネシアのIT投資額のCAGR(年平均成長率)について、向こう2~3年にわたり平均13%のペースで推移すると予想した。これにより、IT部門の規模は2024年までに60億米ドル程度になるとの見方だ。インドネシアに続くのはインドで、CAGRは12%で推移すると予測されている。
新型コロナウイルスの流行拡大を受け、インドネシアでは移動制限が実施され、在宅ワークが浸透するとともに、オンライン関連サービスの需要が増している。