ブディ運輸相は6~7日の2日間、インドネシアで進行中のいくつかのインフラ事業について話し合うため日本を訪問した。訪日中は日本政府関係者の他、事業協力に関連する政府外の関係者などとの面会を行った。
話し合われた主なインフラ事業は4つで、ジャカルタ特別州の都市高速鉄道「MRTジャカルタ」のフェーズ2、南スラウェシ州マカッサルーパレパレ間の鉄道事業、西ジャワ州のパティンバン港開発事業、ブカシ県の車両型式認証の検査施設(BPLJSKB)の開発について。これらの事業について、国内調達率をさらに引き上げるための交渉を行った。国内調達率が上がることで、事業コストの効率化を狙う。
また、間もなく開発予定の5つの港湾事業についても、日本側に協力を要請した。
全ての面会を終えて、ブディ運輸相は、各インフラ事業が滞りなく進むよう政治的支援を求めたのに対し、日本側は肯定的であったと総括した。