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アストラ・インターナショナル、19年業績が低迷

インドネシアのコングロマリット(複合企業)アストラ・インターナショナルはこのほど、同社の2019年の純利益が21兆7000億ルピア(約15億7000万米ドル)となり、前年同期から1%減少したと発表した。自動車部門と農業部門の低迷が全体の業績に響いたという。

同社は声明で「わが社の2019年の業績は国内消費の落ち込みと一次産品価格の低迷による打撃を受けた。ただし、金融サービス部門の業績改善と新たに取得した金鉱からの収益による利益を確保している」と説明した。

自動車部門の純利益は純利益全体の多くを占めるが、2019年は前年比1%減の8兆4000億ルピアにとどまっている。