極東開発工業株式会社は8月30日、現地法人の極東インドモービル・ディストリビューター・インドネシアが受注していた大規模立体駐車場装置が竣工したと発表した。
この大規模駐車場装置はサムリグループのビル管理会社より受注。ジャカルタ特別州のモナスや国会議事堂近くに所在するオフィスビル「ウィスマ・インドセメント」に建設した。4段式で合計76台の駐車が可能。限られたスペースを最大限に活用するという立体駐車装置のメリットを発揮し、入居テナントの社用車や従業員の車両、来客車両の駐車場として利用される。
同社グループはインドネシア都市部の駐車場不足の問題を解決すべく、2014年に立体駐車装置のデモ機を設置。市場調査を進め、17年にジャカルタ州内に初号機を納入した。今回で2台目の納品となる。