バンテン州タンゲラン市にある刑務所で9月8日未明に発生し受刑者46人が死亡した火災で、死亡した受刑者に外国籍の者も含まれていたことが判明した。
ヤソナ・ラオリ法務・人権大臣が公表した情報によると、南アフリカ人とポルトガル人の受刑者が今回の火災で死亡した。死亡した受刑者のほとんどが薬物犯罪で服役中だったが、テロ犯罪で服役中の者が1人、殺人の罪で服役中の者が1人いた。
警察の検証では当初、電気配線のショートが火災の原因になった可能性が高いとされていたが、事件性がある(放火の可能性がある)と判断されたため、ジャカルタ警視庁は、詳しい出火原因や収容状況などについて捜査するため、9月14日に当該刑務所の所長に対して取り調べを行う。