新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンの3回目の接種またはブースター接種について、その必要性も含めて世界で論じられているが、インドネシアでは現在、医療従事者に対してのみブースター接種を認めている。
ブディ・グナディ・サディキン保健相は9月13日、来年以降一般向けブースター接種を認めると発表した。
ブディ保健相はまた、公費負担でのブースタ接種は生活保護受給者に限られ、一定の基準を満たす低所得者に対するブースター接種は、居住する自治体がその費用を負担することになるが、それ以外の一般市民に対するブースター接種は原則として自費接種とする方針を示した。
なお、同氏は「薬局で薬を買う感覚で、ワクチンのメーカーを選べるようにする」と述べた。ただし、接種可能なワクチンは世界保健機関(WHO)およびインドネシア国家医薬品食品監督庁(BPOM)から緊急使用許可を取得したものに限られる。