パプア州警察が15日に発表したところによると、パプア州のジャングル地帯で、3人が乗った小型貨物機が墜落した。墜落したのはリンブン・エアの貨物機で、デ・ハビランド・カナダ社製のツイン・オッター300 PK-OTWという双発プロペラ機。
同州インタンジャヤ県の空港に到着する直前に管制センターとの連絡が途絶えた。警察によると、事故発生時は悪天候のために視界が良好では無かったという。
墜落した機体は地元の住民によって消息が途絶えてから3時間後に山腹で発見された。乗員3人は遺体で発見され、同州ティミカに運ばれた。インドネシアの航空業界はこれまでにも安全性が問題となることが度々あり、過去には米国や欧州への飛行が禁止されたこともある。
今年初めにも、スリウィジャヤ航空の182便がスカルノ・ハッタ国際空港を離陸した直後に海に墜落し、搭乗していた62人全員が死亡している。