インドネシア外務省のルトノ・マルスディ大臣は9月13日、アフガニスタンへの人道支援に関する国連ハイレベル会合(オンライン開催)に出席し、「アフガニスタン人の生活と安全が最優先事項」と述べた。
同会合には、35か国から閣僚級の代表者がオンラインで参加した。アントニオ・グテーレス事務総長は冒頭、アフガニスタンの人道的状況は、歴史上、世界でも最も深刻な人道的危機のひとつになっているとの見解を示し、各国の参加者に対して支援を呼びかけた。
現在、1100万人以上のアフガニスタン人が緊急人道支援を求めており、少なくとも6億600万米ドル以上の金銭的支援が必要と推定されている。
ルトノ大臣は同会合において、アフガニスタンに対し信用できる現地パートナーを通じて300万米ドルの包括的な支援を行う予定であることを明らかにした。同支援には今後3年間の保健、教育、女性活躍推進、鉱業の分野における開発援助が含まれる。