10月29日、スカルノハッタ空港から離陸後すぐに近くの海に墜落し乗客乗員全員が犠牲となったライオンエア機JT610便の遺族が、同便の機体を製造した米ボーイング社を訴えたことが分かった。
訴えを起こしたのはリオ・ナンダ・プラタマさん(26)の父親。ボーイング社の本社があるアメリカのイリノイ州の裁判所に訴えを起こした。亡くなったリオさんは医師で、ジャカルタで行われた会議に出席し、その帰り道で事故に巻き込まれた。
リオさんは事故の2週間後の11日に結婚する予定だった。事故後、フィアンセの女性がウェディングドレスを着て一人で写っている写真をソーシャルメディアに投稿し話題となっている。
墜落したJT610便はボーイング社の最新型の旅客機737 MAX 8型機で、ライオンエアに納入されたのは今年8月だった。
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