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活動制限緩和条件にワクチン接種率追加

保健省のワクチン担当報道官は23日、新型コロナウィルス対策の活動制限(PPKM)のレベル緩和の指標に、ワクチン接種率を追加したと明らかにした。

感染リスクが2番目に高い「レベル3」から「レベル2」への移行には、1回目のワクチン接種率が50%、高齢者の場合は40%に達する必要がある。また「レベル2」から最も低い「レベル1」への移行に関しては、1回目のワクチン接種率が70%、高齢者の場合は60%と、目標人数の達成度合いを段階的に定めた。

ジャカルタ首都圏(ジャボデタベック)では、1回目のワクチン接種率が目標に達しておらず、当面の間は活動制限を緩和しない方針を示した。

また全国平均では1週間あたりの感染者数が前週比40%減、死者数は48%減と縮小傾向にあるものの、北カリマンタン州やバンカ・ブリトゥン州などでは感染者や死亡者が多く、地域によって格差が広がっている。