不動産コンサルティング会社ナイト・フランクが先に出した「ウェルス・リポート2020」で、インドネシアで資産3000万米ドル以上を保有する超富裕層の数が前年から57%増えて1060人になったことが示された。インドネシアのこの伸び率は東南アジア諸国の中でベトナムに続く2位となった。
ナイト・フランクはインドネシアにおける超富裕層の増加は「国内総生産(GDP)の力強い伸びと中間層の拡大を受けたものだ」と説明する。
経済誌フォーブスは2019年、インドネシアの富豪50人の総資産は前年から56億米ドル伸びて計1346億米ドルになったと明らかにした。これはGDPの12%に当たる。