世界的な日用消費財(FMCG)大手ユニリーバ傘下のユニリーバ・インドネシアはこのほど、同社の2021年1~9月の純売上高が30兆300億ルピアとなり、前年同期の32兆4600億ルピアから7.5%のマイナスとなったと明らかにした。同時期の利益は4兆3800億ルピアとなり、前年同期の5兆4400億ルピアから19.5%減少した。
同社のイラ・ノビアルティ社長は「新型コロナウイルスの流行の第二波と、インドネシア全土で実施された活動制限により、日用消費財市場は2021年第3四半期(7~9月)に再度困難に直面した」と説明する。
ユニリーバはインドネシアで植民地時代から長年にわたり事業を行っており、現在は44ブランドを展開している。生産体制も構築しており、国内に9カ所の生産拠点を保有している。