3月23日、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は新型コロナウイルス(COVID-19)感染者専用病棟に指定された元アジア競技大会選手村(北ジャカルタ市クマヨラン地区)を訪問した際、新型コロナウイルス感染者の治療に携わる医療従事者への特別報酬を月次で支給するうことをスリ・ムルヤニ財務相と審議の上決定したと表明した。支給対象となるのは、緊急事態宣言が発令された地域の専門医から医療スタッフまで。支給額は、専門医:1500万ルピア、一般開業医・歯科医:1000万ルピア、助産師・看護師:750万ルピア、その他医療スタッフ:500万ルピア。このほか、死亡した場合には3億ルピアの死亡給付金が支給される。
ジョコウィ大統領は19日に開催された閣僚間ビデオ会議でも医療従事者の感染防止対策を協議し、「最前線にいる医療従事者全員が確実に防護服を着用し、感染を防止できるようにしたい」と述べている。