住宅資材メーカーの南海プライウッド株式会社は、4日に発生したスメル山噴火により、連結子会社である南海インドネシアの一部工場が被災したと明らかにした。
被害が発生したのは収納材の木製芯材を生産するルマジャン工場。工場屋根に堆積した火山灰が豪雨により水分を含み重くなったことにより、第2工場棟の屋根の崩落、一部設備の破損等の被害を受けた。第2工場は現在操業を停止している。人的被害はなかった。
なお、メイン工場であるグレシック工場とルマジャン工場の第1工場棟は被災していないため、生産活動に対する影響は軽微であるという。