保健省は16日、インドネシアで初めて新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」を確認したと発表した。また翌日には新たに2人の感染を確認し、国内のオミクロン株感染者数は合計3人に増加した。
1人目の感染者は、ジャカルタ特別州にある感染者や入国者の隔離施設「ウィスマ・アトレット」の清掃作業員。8日の定期PCR検査で陽性となり、15日にオミクロン株であることが確認された。せきや発熱などはなく無症状だった。なお、すでに陰性となっている。
また、保健省は同日の会見で、ほかにオミクロン株の疑いがある5例の検査を進めていると明らかにしていたが、17日にその5例のうち2例がオミクロン株であることが判明した。新たに確認された2人は、それぞれアメリカとイギリスから入国したインドネシア人だという。現在、ウィスマ・アトレットで隔離を行っている。