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プサントレンの校長 複数の女子生徒に暴行

(c) Kompas

西ジャワ州警察は8日、バンドン市のイスラム寄宿学校(プサントレン)で2016~21年の間に女子生徒12人に性的暴行を加えたとして、校長のヘリ・ウィラワン容疑者(36)を逮捕した。帰省した被害者が両親に打ち明け、事件が判明した。

警察によると、被害者のうち8人がすでに出産、2人が妊娠中だという。またヘリ容疑者は、生まれた赤ちゃんを孤児として申請させ、支援団体から寄付金を得たり、学校運営助成金(BOS)を横領した疑いが持たれている。警察は事件の詳しい経緯を調べており、ヘリ容疑者の有罪が確定すれば、子ども保護法に違反した罪で懲役20年の実刑判決が言い渡される可能性がある。

この事件を受けて宗教省は、同プサントレンの学校運営許可を取り消し、他の生徒たちを転校させる手続きを進めている。