ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は、新型コロナワクチンの3回目接種(ブースター接種)を12日から開始すると発表した。ブディ保健相によると、世界保健機構(WHO)の規則に従い接種対象者を18歳以上とし、国内の条件として1回目接種を人口の70%、2回目接種を60%が完了している県・市に限る(3日時点で244の県・市が達成)と明らかにした。また接種間隔については、2回目接種完了から6ヵ月以上後と規定された。
今月中に2100万回の追加接種が行われる予定で、使用されるワクチンについては、米ファイザー、英アストラゼネカ、中国シノバック、中国ジフィファクス、中国シノファーム社製ワクチンが候補となっており、「1回目・2回目と同じ種類のワクチン接種を基本軸とするか」なども合わせ、国家医療品食品監督庁(BPOM)と予防接種に関する詰問機関(ITAGI)が同月10日までに決定する。