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マルク諸島で地震 M7.3

マルク州で12月30日午前1時25分頃、マグニチュード(M)7.3の地震があった。その後、午前5時までにマグニユード3.9から5.4の余震が11回観測された。

気象庁(BMKG)によると、震源地は東マルクから北西132キロ地点、震源の深さは183キロで、東ヌサトゥンガラ州やパプア州、東カリマンタン州でも揺れが観測された。揺れは大きかったものの津波は発生しておらず、この地震による人的・物的被害は報告されていない。

今回の地震の原因について専門家は、衝上断層のメカニズムで沈み込んだプレート内の岩盤の歪みが引き起こしたとみている。地震が何度も発生しているエリアで、歴史学による史料によると、1673年、1716年、1763年には今回の震源地から近い場所を震源地とした大きな地震が発生し、甚大な津波被害を受けている。