12月31日から降り続いた雨が原因で洪水が発生し、アチェ州北アチェ県で3日、14の村が浸水し2300人以上が避難した。
31日時点ではすでに4つの村が浸水被害を受けていたが、瞬く間に近隣の10の村まで広がった。被害を受けているのは、デワンタラ、パヤ・ゴヤン、サワン、バンダ・バロ、サムデラ・チョッ・ギレック、マタンクリ、ロークスコン、ピラック・ティムール、タナ・ルアス、ゲウレウドン・パセ、ランカハン、シャムタリア・アロン、クタ・マクルムの14の村。
また前日には、この洪水で溢れた水で友人と遊んでいた小学生の男児(12)が水路に落ちて流され、警察やレスキュー隊が捜索。2時間半後に発見されたが、その場で死亡が確認された。地域災害対策本部(BPBD)アチェ支部によると、3日時点で雨は上がっておらず、水位は上昇中だという。