新型コロナウイルスの新規感染者数がここ数日400人から500人で推移しており、7日間の移動平均は前週と比較して100%増加した。オミクロン株の累計感染者数は9日時点で414例まで増加し、そのうち31例が市中感染とみられる。しかしながらインドネシア政府は、感染状況は依然として管理下にあると示唆している。
ルフット海事・投資担当調整相は10日、感染者数の増加に備え保健システムの準備はできており、全国の予防接種率も増加していると述べた。政府の対策だけでなく、国民が衛生プロトコルを順守することの重要性を再度強調した。
またブディ保健相によると、オミクロン株に感染した414人のうち軽度より重い症状を示したのは2人のみで、その2人もすでに退院しているという。そのため、オミクロン株感染者の療養場所を病院から自宅に移す計画であることを明らかにした。