工業省は繊維・アパレル産業の2022年の成長率目標を5%に計画した。投資と輸出の拡大が今年の成長の原動力になるとみている。
昨年の繊維・アパレル産業の年間成長率は、年初計画の0.93%から改善し1.37%と予測されている。昨年第1四半期から第3四半期までは前年より縮小したものの、第4四半期に市場が回復した。国内需要は、学校での対面授業が再開し、会社やモール、観光地が正常に戻るなかで、改善し始めている。
また、繊維・アパレル産業のサブセクターである履物産業に関しては、輸出市場が活性化していることから2022年には最大限に回復すると予測されている。昨年第3四半期時点で輸出は前年比27%増加した。2022年と2023年にも大量注文があるとみている。輸出の増加は、コロナ禍において輸出志向型工業化を継続する政府政策によって促進された。