中央ジャカルタで18日、前日午後から降り続いた大雨が原因で側溝から水が溢れ、路面が冠水した。冠水したのは、メダン・ムルデカ・ティムール、ジョハル・バル、アーマッド・ヤニ、スプラプト、クウィタン、グヌン・サハリ、チキニ、レトナン・ジェンド・R・スプラプト通りの8ヶ所で、各所の水位は15~60センチに達した。最も冠水したレトナン・ジェンド・R・スプラプト通りでは、州警察交通機動隊が出動し、バス専用道路を使った迂回ルートを設けるなど交通整備が行われた。
またイスタナ(大統領宮殿)やモナス(独立記念塔)近くのメダン・ムルデカ・ティムール通りでも30~40センチほど冠水し、付近では大渋滞が発生した。
気象庁(BMKG)は、20日までジャボデタベック(首都圏)を含むインドネシア広域で大気が不安定になり、降雨量が増加する可能性を指摘。雷や強い雨、強風に注意するよう呼びかけている。