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首都圏LRT、自動運転レベル3で信号試験開始

国営鉄道クレタ・アピ・インドネシア(KAI)はこのほど、2022年8月運行開始予定の首都ジャカルタと近郊都市を結ぶ首都圏LRTについて、自動運転レベル「GoA3(乗務員付き自動運転)」で信号試験を開始した。GoA3では、運転手は乗車せず列車は自動で運行する。

全3路線のうち、信号試験はまず1号線で実施し、その後2~3号線へ移行する。信号試験は5月中旬から6月上旬頃の終了を目指している。信号試験終了後、8月に商業運転を開始する列車を対象に試運転を実施する計画である。

また、東ブカシにある重整備施設の建設も同時に進めており、3月上旬の完成を目指している。この施設が完成すれば、全ての列車をデポに格納できるようになるという。

KAIはまた運輸省に対し、5キロあたり3000~4000ルピアの運賃設定を提案している。政府からの助成金を加味すると、平均運賃は1万5000ルピアを想定している。