政府は、海外からの来訪者に対する新型コロナウイルス対策の隔離期間を緩和すると明らかにした。これまで隔離期間は7日となっていたが、2月4日付で5日に短縮する。
ルフット・パンジャイタン海事・投資担当調整相は記者団に対し「新型コロナウイルスのワクチンを2回接種済みの来訪者に対しては隔離期間を5日に短縮する。接種回数が1回だけの人については隔離期間は7日となる」と説明した。政府は新型コロナウイルスのオミクロン株の潜伏期間が3日であることから、今回新たな隔離期間を規定したという。
またサンディアガ・ウノ観光・創造経済相は「隔離期間の短縮は電子ビザでインドネシアに入国する人だけを対象とする」と語った。さらに「また今回の措置は、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に備えたものだ」と述べている。