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新首都インフラ開発は予算配分待ち

公共事業・国民住宅省は、カリマンタン島東部の新首都のインフラ開発を開始するにあたり、予算配分が確定するのを待っている。

同省首都インフラ開発計画タスクフォースのイマム長官は、2024年から新首都へ機能移転を開始するのに先立ち、2022年第2四半期にはインフラ開発を始めることが重要であると想定していると述べた。住宅地を含む基本インフラの基本設計はすでに準備ができており、予算配分が明確化した段階で実際の建設を開始するという。同タスクフォースは現在、モノやサービスの入札による調達準備や、新首都エリアにある産業用人工林の用地解放を進めている。

なお、首都移転の財源は国家予算のほか、官民連携、民間投資、国営企業などからの資金で賄われる見込みであるが、財務省は国家予算を基本インフラおよび中央政府の核エリアの開発に充てる予定だと説明している。