政府は、新型コロナウイルス感染症対策のためのジャワ・バリ両島における活動制限(PPKM)を8日から14日まで延長した。これによりジャカルタ首都圏、バリ州、ジョグジャカルタ特別州、西ジャワ州バンドンなどの都市部がレベル3へ引き上げられた。
ルフット海事・投資担当調整相は7日、制限レベルを引き上げる理由について「感染者数が増加しているからではない。接触者追跡が不十分であるためだ」と述べた。またバリ州については、病床使用率が上昇しているためと説明した。
PPKMレベル3の地域では、エッセンシャル以外の分野ではワクチン接種済みの従業員に対し25%まで出社を認める。商業施設内や路面店のレストラン・カフェは、最大収容率60%、1テーブル2人までで滞在時間を60分に制限の上、21時まで営業可能。モールは最大収容率50%で21時まで営業可能であるが、12歳以下の入場が禁止となる。