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オランダ首相、インドネシア独立戦争での残虐行為を謝罪

オランダのマルク・ルッテ首相は17日、インドネシア独立戦争(1945~1949年)時のオランダ軍による過度の武力行使について認め、インドネシアに謝罪を述べた。

その前日、オランダ政府の資金提供により2017年から実施されていた両国の専門家らによる調査結果が明らかになった。これによると独立戦争時、オランダ軍は頻繁な過度の暴力、法的手続きなしの処刑、虐待と拷問、非人道的な状況下での拘禁、家や村の焼き払い、空爆や砲撃、手あたり次第の大量逮捕と拘留を行っており、これらをオランダ政府が容認していたという。

過去にはオランダ駐インドネシア大使が一部の処刑について謝罪し、犠牲者遺族に補償金が支給された。2020年にはウィレム・アレクサンダー国王が過度の暴力について謝罪を述べ、インドネシアに驚きが走った。また同年、オランダ政府は一部の犠牲者遺族に補償金を支払うと発表した。

今回の調査結果に対するルッテ首相の対応が期待されている。