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高齢者のブースター接種 接種期間を3ヵ月に短縮

高齢者の新型コロナワクチンのブースター接種をめぐって保健省は23日、これまで原則6ヵ月としてきた2回目との接種間隔を3カ月に短縮すると発表した。

追加接種に使用するワクチンについて保健省の感染予防・管理局のシティ・ナディア・タルミジ局長は、「1・2回目接種で受けたワクチンの種類にかかわらず、自治体のワクチンの供給量に合わせて選択し、迅速に3回目を接種してほしい」と述べた。ただし、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)社製ワクチンは主に6~11歳の子どもに使用されており在庫に限りがあることから、高齢者のブースター接種には、国家医療薬品食品監督庁(BOPM)が使用許可を出した同社製以外のワクチンが使用される。

地域によっては2回目接種の完了が人口の70%未満のところもあり、ワクチン接種を加速させたい政府は、改めて国民へ接種を呼び掛けている。