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マフド調整相、政府は選挙延期を議論しないと強調

マフド政治・法務・治安担当調整相は7日、いくつかの政党により提案されている2024年総選挙の延期について、政府の態度を示した。声明において、政府は2024年総選挙の延期やジョコ・ウィドド大統領の任期を1~2年延長する、または3期目を可能とするかについて、これまで1度も議論していないと強調した。

またマフド調整相は、昨年9月14日と27日に行われた2024年総選挙に関する内閣閣議において、ジョコ・ウィドド大統領が伝えた選挙運営や選挙期間の指示についての説明を加えた。

以前に、民族覚醒党(PKB)は2024年総選挙の延期を提案し、国民信託党(PAN)もこれに賛成した。またゴルカル党も支持を示しているが、現時点では延期を反対する政党の議席数の方が多く、国民民主党(NasDem)のスルヤ代表は「選挙延期の提案はすでに終了している。議論でエネルギーを無駄にしないように」と述べている。