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デポックの最低賃金 380万ルピアに設定

西ジャワ州デポック市では、2019年の同州の最低賃金を現行の358万ルピアから6%上昇させ、380万ルピアと定めることを決めた。
今月に入り各自治体で来年の最低賃金が続けて発表され、ジャカルタ特別州では360万ルピアから390万ルピアへ約8%、西ジャワ州カラワンでも392万ルピアから423万ルピアへ約7%引き上げられる。カラワンでは賃金アップを受け、21の企業が移転の見通しを告げるなど、波紋が広がっている。
今回デポック市で決定された最低賃金は、労働者団体の要求よりも低い結果となった。インドネシア金属労働者連盟担当者は「購買力底上げのためには、要求通り440万ルピアへの増加が必要だ」と地元紙に対し語っている。