パプア州プンチャック地区ベオガの山岳村で2日、武装集団による無差別襲撃があり、8人が死亡した。
亡くなったのは、電気通信事業者パラパ・ティムール・テレマティカの技術者3人、請負業者の作業員3人、現地ガイド1人で、遠隔通信塔を修理していたところ、突然15人ほどの武装集団に襲われたとみられている。襲撃を逃れた技術者の男性1人が非常事態を知らせるコードを送信し、監視カメラに手を振って助けを求めたため、同社が警察や国軍に救出を要請した。国軍は直ちにヘリコプター1機を出動させ、男性を救出。男性は武装集団からの攻撃を受けた際、たまたま現場を離れていたため難を逃れたという。
同社は、この襲撃による通信サービスの障害は発生していないと発表している。