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ウクライナ危機は物価に影響を及ぼす=大統領

ジョコ・ウィドド大統領はこのほど、ウクライナ危機がインドネシア国内の物価の安定を脅かす可能性があるとの懸念を明らかにした。ロシアとウクライナの戦争により一次産品価格が国際的に上昇していることが影響しているためだという。

ジョコウィ大統領は「世界的に食品とエネルギーの価格が急速に上昇する中でも、インドネシアは現在の価格を維持し続けている」と指摘した。政府はパーム油、食用油、牛肉、燃料、調理向けガスの価格制限を維持している。しかし、大統領は「これらの価格を維持し続けることは難しくなってきている」と語った。

新型コロナウイルス流行から世界経済が回復基調に入ったものの、世界的な一次産品の生産国であるロシアとウクライナの戦争を受け、一次産品価格は急速に高騰している。原油やガス、ニッケル、石炭、アルミニウム、小麦粉の価格が上がっている。