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偽の食料油に注意喚起

食用油の不足や価格高騰、また政府の小売上限価格(HET)の撤廃により価格の不安定が続く中、国家医薬品食品監督庁(BPOM)は偽の食用油に注意するよう消費者に呼び掛けている。

商業省のデータによると、市場で流通している正規の食用油は全部で425種類。偽の食用油は、市場やオンラインショッピングでも販売されており、包装タイプの場合は新しいブランド名に注意する必要があるという。BPOMは同庁の公式サイトで承認済の食用油を確認することができるため、購入前に確認をするよう呼び掛けている。

2月中旬には中部ジャワ州クドゥス県で、揚げせんべい(クルプック)の業者が食用油を購入して使用したところ、中身は水と黄色の着色料を混ぜただけの偽物であることが判明した。事件については、現地警察が捜査に乗り出している。