観光・創造経済省のサンディアガ・ウノ大臣は3月21日、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として行ってきた入国後の隔離措置の撤廃を、インドネシア全土に拡大すると発表した。入国後のPCR検査は引き続き必要となる。
すでにバリ島、バタム島、ビンタン島では試験的に隔離措置の撤廃が行われており、政府はその結果を踏まえて全土での隔離撤廃を決定した。この3地域では陽性率および実効再生産数は隔離の撤廃後も減少傾向が継続している。
サンディアガ大臣はまた、イスラム教の断食月(ラマダン)に際して、保健プロトコルを遵守しワクチン接種が完了(ブースター接種を含む)している場合は、礼拝所での礼拝を認める意向を示した。