ジョコ・ウィドド大統領は3月25日、インドネシア初となる超急速タイプの電気自動車(EV)用一般充電ステーションの設置を宣言した。この充電ステーションはバリ州で開催予定の20カ国・地域首脳会議(G20サミット)において公式車両として使用される電気自動車の運用をサポートする目的で、同州ヌサドゥア地区にあるインドネシア観光開発公社(ITDC)の中央駐車場に設置された。
200キロワットの超急速タイプのEV用一般充電ステーションは、バッテリー容量が80キロワットアワーの電気自動車を30分でフル充電することが可能。また2台同時に充電できる機能も備わっている。
国営電力会社PLNは、G20サミットに向けて200キロワットの超急速タイプのEV用一般充電ステーションを60ユニット設置予定。投資総額は728億4000万ルピアとなる。