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ロシア産石油の輸入を検討

国営石油会社プルタミナが、国際価格より安いロシア産石油の輸入を検討していることが明らかになった。

同社のニッケ社長は3月28日、国際的なエネルギー価格の高騰からインドネシアの財政圧迫を防ぐため、インドネシア外務省およびインドネシア銀行(BI)と協議中であると明かした。プルタミナの製油所でのテストのため、すでにロシアのいくつかの企業に働きかけを行っているという。

政府は、石油の国際価格が高騰している状況において、国内で最も使用されているガソリン価格は変更しないようプルタミナに指示をしている。スリ・ムルヤニ財務相は、エネルギー補助金への支出が増加し続けると財政を圧迫するだろうと述べている。

プルタミナは主にサウジアラビアやアフリカ諸国から石油を輸入しているが、ロシア産石油はインドを経由して購入する可能性が高い。