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隔離撤廃で国際線利用者急増

インドネシアでは3月23日より、新型コロナウイルスのワクチンを2回以上接種している場合、入国後の隔離が不要となった。この規制緩和により、バンテン州タンゲランにあるスカルノ・ハッタ国際空港では国際線の利用者が急増し、入国後のPCR検査を受けるための順番待ちの長い列が発生している。

インドネシア航空サービス利用者協会のアルフィン会長は23日「スカルノ・ハッタ空港でできている長蛇の列は、インドネシアが乗客者数の急増を予測できなかった準備不足を示している」と苦言を呈した。

スカルノ・ハッタ国際空港の担当者によると、入国後の隔離撤廃および国内移動において検査が不要となったことを受け、1日の空港全体利用者数は規制緩和前の約6万人から倍増し、11万5000人に達している。コロナ前の通常利用者数は10万人から15万人。また航空会社の便数も、2019年の平均の65%水準まで戻った。