国営エネルギー会社のプルタミナは7日、日本の三井物産と、スマトラ島中部で二酸化炭素(CO2)の回収、活用および貯留(CCUS)の事業化に関する共同研究契約を締結したと発表した。
また、プルタミナは声明の中で、両社は脱炭素化およびクリーンテクノロジーへの移行における長期的なパートナーシップの可能性も模索すると述べた。
CCUSの開発は、2060年までに温室効果ガスの排出量を正味ゼロにするネットゼロエミッション達成に向けたインドネシアの戦略の一つである。日本とインドネシア政府は今年1月、クリーンエネルギーへの移行に向け、水素、アンモニア、炭素回収・貯留(CCS)などの脱炭素化技術で協力することで合意している。